不安への対処法3選
以前、精神的に辛くなった時の対処法に関してまとめてみました。
(もしよろしければ参照してください。)
そもそも精神的に辛くなる原因の一つとして、不安というものがあると思います。この不安をどう対処するかで大きく変わってきます。
なので、似たようなテーマではあると思いますが不安への対処法というものをまとめたいと思います。
1、不安なことを書き出す
精神的に辛い時の対処法にも出しましたが、不安に対しても効果的です。
やりかたとしては今、不安になっている気持ちをなるべく具体的に記述します。
書き出すことで、それを前頭葉で処理し、もしかすると対処法などを思いつくかもしれません。
2、手に付くことから始める
何かやることがあったり、不安に感じたときいきなりあれもこれもと思ってやりはじめると、全然うまくいかなくて逆に不安になってしまうことがあると思います。
こういうときは手に付くことから始めましょう。
例えば、1か月後に口頭発表などがあるとして、いきなり内容を完璧に仕上げるのではなく、まずは今日はタイトルだけとか、おおまかな流れだけだとかから始めます。今日はスライドの1ページだけとかを積み重ねて完成させていきます。
1、で挙げたことと、組み合わせてやるべきことを書き出すということも効果的です。
ここで、やるべきことをなるべく細分することがポイントです。10個でも20個でも細分して、リストの簡単なことから始めるという感じで実行します。
実際、私も手帳の隅につねにリスト化しています。実行したら、線を引いて消すなどして視覚的にも完了したことを明確化しています。
3、不安を感じた後のことを考えない
私が最もおすすめするのはこの考え方です。あまり意味がわからないと思いますが次のようなことです。
前提として、不安はどうしても感じるものです。これはどうしようもありません。ただ、不安を感じた後で、自分は駄目な人間だとか、不安のせいで失敗する、だとかを考えてはいけません。
不安を感じる→自分を責める→より不安になる
↑ ↑
どうしようもない 無駄、意味がない
(事実) (起こっていない、事実でない)
この、自分を責めるという行為をやめましょう。不安を感じたら、不安を感じている自分を受け入れる。それ以上は考えないようにしましょう。
不安を感じたからと言って、失敗することは決してありません。それはあなたの単なる空想です。起こりもしないことは考えるだけ無駄です。
以上少ないですが、私も実践して効果のあった不安への対処法を挙げてみました。不安になったらポジティブになれ、とよく言いますが大抵の人は逆効果です。むしろ不安を受け入れて、その後どうするかを考えたほうがいいと思います。
ある程度の不安は準備をよりよく仕上げたりする効果があるらしいので、ポジティブになって適当に済ませようとするよりはよほど良いと思います。
また、心理学的には不安に感じたことが実際に起こる割合というのは1割から2割ほどで、むしろ良い方向に進むことが多いそうです。なので、実は不安について考えるだけ無駄だったりします。
とはいえ、私もそうですが不安というのはどうしても感じてしまうものです。不安を感じるのをどうするのか、ではなく不安を感じた後のことをどうするかを考えていきましょう。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。不安を乗り越えて、明るい未来になることを願っています。