【C言語入門】画面への文字の出力編
0. 環境構築(Windows)
プログラミング環境・・・visual studio code
設定方法
https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/products/community.aspx から、visual studio codeをダウンロード
https://www.mingw.org からMinGWをダウンロード(ダウンロードの際、mingw32-base-bin, mingw32-gcc-g++-binを適用する)
- pathを通す。コントロールパネル→システムとセキュリティ→システム→システムの詳細設定→環境設定→path→編集→新規→C:¥MinGW¥binを入力→OK
1. プログラミングとは?
プログラミングとは、プログラミング言語と呼ばれる文字列で何らかの作業を自動で行うことである。本記事では「C言語」と呼ばれるプログラミング言語について解説する。
プログラミングは以下のような文字列の集まりで、上から順に一行づつ実行される。
#include <stdio.h> int main(void) { int i=1; for (i=1; i<=10; i++) { i = i + 1; } printf(i); return 0; }
このプログラムは1から10の和を求めて、画面に答えを出力するプログラムである。条件分岐なども加えてより複雑なプログラムを書くことも可能である。プログラミング言語の文字列のことをコードとも言う。
まずは画面への出力である"printf"と言うコードについて解説する。
2. 画面への文字の出力
まず最初に、次はC言語のプログラムを動かす定型文である。
#include <stdio.h> int main(void) { return 0; }
現段階では暗記しても良い。今後、様々なコードが現れるが、全てを暗記するのではなく、使い方を覚える事に専念するのがプログラミングの上達のコツだと思う。コードはすぐ検索できる状態にしておくのがおすすめである。(使いながら慣れて、勝手に覚えてしまうこともある。)
1.文字列の表示方法
次のようなコードを書く。
#include <stdio.h> int main(void) { printf("こんにちは。"); return 0; }
このコードによりコンピュータの画面に「こんにちは。」と言う文字列が表示される。
printfの使い方としては、()内にダブルクォーテーション(")で囲んだ文字列を入力することで、画面に入力した文字列を表示する事ができる。"こんにちは。"など、"で囲んだ物を文字列リテラルと言う。
printf("表示したい文字列");
printfとは、()の文字列を表示せよ、と言う指令だと思えば良い。
2. 数字の表示
数字を表示する時は次の「変換指定」と言う物を使う事で表示する事ができる。
#include <stdio.h> int main(void) { printf("%d", 15); return 0; }
「%d」と言うのが変換指定で、後ろの数字を10進数で表示せよと言う命令である。(指定を変えると、2進数で表示することも可能である。)
つまり
printf("%d", 15);
とは、「表示せよ、10進数で、15の値を」と言う意味である。
ちなみに「printf」の「f」は、formatが由来である。「print format」の略であるとでも思っていれば良い。
3. 文
少し話は変わるが、プログラミングコードにおける「文」とは何か説明する。プログラムコードは、文法が間違っていると必ずエラーを起こす。指令の後に有効なのが「文」なのか「値」なのか、などを押さえておく必要がある。そのため、C言語における文の概念を理解する事は一つのポイントである。
C言語における文とは、末尾に";"が置かれたコードのことである。例えば、
printf("%d", 13);
などである。";"は日本語の句点「。」に相当する。C言語においても、";"を与える事で正しい「文」となる。